中学受験の算数

私立中学入試の算数 

静岡県内の中学受験の算数は、私立、国立でだいぶ内容が違うので、それぞれに分けて説明します。
  まずは私立中学入試の算数ですが、2002年度から始まった学習内容3割削減に対しても、入試問題の内容はそれ程、変化はありませんでした。私立中学校側が優秀な生徒を求めているからでしょう。学力不足の受験生は、たとえ定員に達しない中学でも合格はできません。
 算数の一般的な入試問題の内容は、計算問題に始まり、基本的な問題、そして、文章題や図形の応用的問題へと続いていきます。また、最近の傾向としては、受験生に、自分の言葉で説明させる問題が増加してきています。算数の入試問題は、量も多いので、時間内に正確に早く解くことができるようにしたいものです。たとえば、次のような計算問題があったとします。

 497+84+16= 
  左から順番に計算を進めると時間がかかりますが、ちょっとした計算の工夫で 
  497+(84+16)=497+100=597 
 暗算で答えが出せますね。この次の問題も毎年のようにいろいろな中学で取り上げられるタイプの計算です。
  3.14×76-3.14×66= 
 これは、掛け算を、筆算で計算をしてはいけません。 
  3.14×(76-66)=3.14×10=314 
 これも、だいぶ簡単になりました。こんな、ちょっとしたテクニックを知っていれば、節約できた時間を応用問題に当てることができるでしょう。受験生には、ぜひ覚えてほしい考え方です。 
附属中・公立校中等部入試の算数 

  国立(静岡大学の附属中学校)算数の入試問題は、どうなのでしょうか。それは、教科書内容を逸脱しない良問で、問題量も余裕のあるものですが、いろいろな解き方を求める問題と説明する問題が多いのが特徴です。したがって、日ごろから作文力を高める訓練が必要でしょう。
 最後に、公立(清水南、浜松西、沼津市立など)算数の入試問題は、総合適性問題の一部になりますので、私立や国立の入試問題とは、内容的に全然違うものになります。4科目+αの総合力がためされます。


 以上、静岡県の私立、国立そして、公立の中学受験の算数ポイントを簡単に述べさせていただきましたが、一番大切なことは、志望校に合格することですので、目標する受験校に合った勉強方法が必要です。

堀川 康治