中学受験の国語  

「中学受験の国語」こうきくと何か特別な、ふだんの国語の勉強とはちがうことがあるのかな、と少し不安になってしまいそうですね。確かに、小学校ではあまりくわしくとりあげられなかったような問題が問われることもありますが、県内の国立・私立の中学入試で出題される問題は、小学校で学習する内容ですから、安心してください。
  そして、これらの中学入試問題は、大きく漢字」・ことば」・文章」の三つの分野に分けることができます。(ただし、「放送による聞き取り問題」や「作文」などが出題される学校もあります。)

「漢字」の問題 
 漢字の読み・書きの出題数は各学校によって異なり、少ないところで四~六問、多いところで十五~十八問くらい。個別の出題や文章題で出題される。

 ①「読み・書き」漢字一字の訓読みや熟語の読み・送り仮名までふくむ漢字一字の書き取り          や熟語の書き取り・同音、同訓の漢字の中から適する漢字を書くものなど ②「熟語」… 熟語の組み立て・反対語・同意語・同音異義語など 
 ③「部首・筆順・画数」… 漢字の部首名・筆順・総画数など

ことば」の問題 
 個別の出題や文章題で出題される(出題数はあまり多くないが、各学校でよく出題される。)

 ①「ことばの種類」…「は・が・も・こそ・・・」「そうだ・ようだ・・・」などの助詞や助           動詞の意味やはたらきのちがい形容詞や動詞の変化など
 ②「ことばの意味」…「ことわざ・慣用句・熟語・和語」などの意味や使い方など
 ③「敬語」… 正しい敬語の使い分けや用法のちがいなど
④「主語・述語・修飾語」…「主語―述語」の組み合わせや「ことばのかかりうけ」の関係など ⑤「短文づくり」… 与えられたことばを使って主語・述語の備わった文を書いたり、「受け   身」・「使役」の文などへの書きかえや主語にふさわしい述語への書きかえなど 

文章」の問題 
  大きく「物語的な文章(物語・随筆など)」と「説明的な文章(説明文・論説文など)」の二つに分けられる。ほとんどの学校で、各一題ずつ出題される。(「詩・短歌・俳句」などが出題されることもあるが、作者の心情などの読み取りとしては物語的な文章となり、解説文などと合わせて、説明的な文章ともなる。)
 ①「物語的な文章」… 場面や状況を考えながらの登場人物の心情の読み取りが中心となる。           「なぜ~したのか?」 「~したときの気持ちは?」など理由や心情な            どが問われる。 
 ②「説明的な文章」…「話題(何についての文章か)」をつかんでいるか、「段落」の組み立            てやつながりがわかっているか、「要点」を正しく読み取っているか            などが問われる。 

             問いの条件として、字数制限があるものや文章中のことばをそのままぬき出すもの、    文章中のことばを使って答えるものなどがある。また、自分のことばで答えたりするもの   などもある。